ありんこまゆみ
出身:津軽 好物:すじこ
産声にこぶしを回しながら誕生したまゆみは、小学生の時にTVで見たモーニング娘に憧れ故郷の青森を飛び出し徒歩で東京を目指す。秋田できりたんぽ工場、岩手でこけし作り、山形で芋の皮むきなどのハードワークをこなし、東京へ辿り着いたのは5年後、まゆみ15歳の事だった。既にモーニング娘の時代は終わりAKB48の時代が始まっていた。
モー娘。への加入を断念したまゆみは、子供の頃に見たもう一つの憧れ、志保美悦子の姿を追いジャパンアクションクラブへの加入を夢見る事となる。志保美悦子への師事を得る為、長淵剛邸に忍び込むも長淵剛本人に見つかり得意のダンベル体操で彼のあばらを粉砕してしまう。アクションスターへの道も閉ざされたまゆみは絶望した。毎日毎日浴びるようにヤクルトを飲み、ダンベルを振りかざし触るものみな傷つけた。分かってくれとは言わなかったがそんなに私が悪いのかララバイララバイと毎日を送っていた。
ある日、片田舎飯能村の駅前で、青森物産展のおじさんに「私も青森出身なんです」と胸を弾ませ話しかけた所、おじさんは申し訳なさそうに「私、山梨出身でして・・・」と答えた。その瞬間まゆみの胸に再び歌う事への希望が溢れたのであった。
ありんこゆういち
出身:ジャパンケンネルクラブ 好物:ペティグリーチャム
飯能村の駅前で青森物産展でりんごキャラメルを試食していると、テンション高くおじさんに話しかけている女性に突然手を取られ「歌うわ!!私歌う!!うたうのおお!」と走り出されたのであった。勢いに押されあまり弾けないギターをローンで購入してありんこ結成に至る。